絶景かな絶景かな

 以前、ある友人に勧められたブログ、以前から開設しようかと思っていたが二の足を踏むこと早1ヶ月あまり。後輩もブログをしているということで一念発起、重い腰を上げ、えい、や!と刺し違えた。刺し違えていない。

 ははは、好き勝手書いてやれ。人生寝てばかりでもうどうにもならないのだ。笑える。笑える『笑えない私小説』。あれ、あれのことだよ。作者自身は冗談なして真面目に本気で執筆しているのに、読者からするとふざけていることこの上ない、笑いを堪えられずにはいられない、あの類の小説。何が、一体。段々錯綜してきた蔵王。頭の中が。これ以上どうかすることもないので最近、っつってもつい3週間前くらいの出来事。

 財布の中身は30円。仕送りも底を尽き、この先どうやって食べていこうか知らん。もやしすら買えないわんと腹の虫を鳴かせながら、心の中で泣きながら帰っていた道すがら、未開封のコンビニおむすびが落ちているのを凝視。神の御恵か、悪魔の所業か、餓鬼共の悪戯か、ありがたく頂戴した。いぇい。拾う神も世の中あるものだなあと、つくづく感じた5月の終わり。

 最近、朝まで飲んで酩酊し、失踪しかけた。俺は一体どこへ向かいたいのだらうか。